【年中夢求プロジェクト】ウーブル新聞 36号

成功する選手の共通点

ウーブル新聞 三十六号 [制作]
(株)ウーブル・
ロールモデル研究所

チャンスを掴んで繋げていく

第36回弾年中夢求プロジェクトに横浜よりスポーツライターの佐伯要さんをお呼びし、『成功する選手の共通点』についてお話頂きました。佐伯さんは、早稲田大学スポーツ科学科へ進学。大学では軟式野球サークルに所属。卒論は「バッティングスキル上達のためのイメージトレーニング」。大学卒業後は、スポーツメーカーのゴールドウインで営業・商品企画のプロジェクトに参画。2009年春に同社を退職し、フリーライターとして活動を始める。2009年秋、取材現場で「週刊ベースボール」の編集者さんと出会い、そのときカバンの中にもっていた、誰にも頼まれてもいないのにすでに書いていた原稿がきっかけとなり、「週刊ベースボール」でデビュー。編集者やカメラマン、同業のライターからの信頼も厚く紹介多数あり、2025年にライター歴17年目を迎えている。40歳を前にスポーツライターに転身し、想いと同じ熱量で動くというスタンスを持っていたからこそ掴めたチャンスを次に繋げ今があるのです。

年中夢求の様子年中夢求の様子

今永選手の大学4年の春、左腕の怪我をきっかけに『逆境こそ覚醒の時』と地味なトレーニングをコツコツと続けたそうです。そして日本代表は逃したものの、大学4年生にドラフト1位でプロへ進んだのです。怪我をしてそのまま野球人生を終える人もいる、その中で挫折を乗り越え、怪我から学びフォームの改良に努め今現在に繋げている。本当に凄いことだと思います。

『成功する選手の共通点』には①挫折を経験している、②自分なりの練習方法をもっている、③野球を通し人間的にも成長しているという共通点があるそうです。

カープ投手の森下選手は大学4年生でキャプテンになりました。それまで、大学3年生で背番号11(エース)をつけていましたがチームから浮いた存在だったそうです。しかしキャプテンになり立場が人を変えるの言葉のように、森下選手は変わったそうです。チームメイトを指揮し伝える事は、自分自身が率先してやる。試合の応援もベンチ越しに応援する。まさに行動で示していたのです。

佐伯さんは子どもたちに向けて最後に伝えたことは『これからの時代AIの時代になり、幸せな大人を過ごせるには、人は好きなことを突き詰めないといけない。突き詰める、極める、研究する。この事を頭の片隅にでも覚えておいて欲しい。突き詰めた先には今後は視点が変わり、作る人側の考えをするようになる』と。

沢山のエピソードを話して頂きました。子どもたちに本質がどこにあるのかが伝われば幸いです。

柚中修子

中夢求プロジェクト 〜REAL emotion〜 感想文

海田西中学校 2年

僕が話を聞いて分かった事が4つあります。1つ目は、成功する人は強い気持ちを持っているというまです。怪我をしたり失敗挫折をしようが「パワーアップしてもどってくる」など絶対にまたマウンドへ、」という気持ちがある人だけ成功、壁を乗り越えられると思いました。2つ目は野球と真剣に向拾っている人です。プロ野球選手はすごい選がたくさんいます。でもその人たちは失敗してきて「こうかな?」「どうかな?」とくり返して自分なりの練習方法を見つけ野球と真剣に向に合ったから今かあると思いました。3つ目は、仲間に信頼されてこそのエースだという事です。野球は9人でやるスポーツ。その柱となるのがピチャーで守備はこの人になら任せられる!と思ってバックを守るのでお互い信頼し合う関係となる。絶対的エースとは絶対的信頼を勝ち取った人だと分かりました。そして4つ目は、野球以外の日常生活からも野球のプレーにつながるという事です。例えばゴミを拾う1つの行動にしても野球のプレーにつながります。ゴミを拾おうとすると周りを見る。そうすると観察力が付いて野球のプレーにつながってきます。なので、日常生活から大切にしていきたいと思いました。この事から僕は気づいた事があります。それはどんなに辛い時でも、苦しい時でも野球が好きだから乗り越えられると気づきました!

僕は今ピッチャーをしています。ですが背が低いので右なげを左にかえました!いろんな苦労もあったし辛い時もありました。でも今投げられているのは「野球が好きだから」この気持ちがあったからだと思いました。今の話を自分にとりこんで成長していき、西中のエースになって呉賀茂で優勝したいと思います。