【年中夢求プロジェクト】ウーブル新聞 42号
一段と寒さが厳しくなりましたがいかがお過ごしでしょうか?
体調には充分気をつけてくださいませ〜。
さて、「第42弾 年中夢求プロジェクト」の活動報告をさせていただきます。
ぜひ、子どもたちの感想とウーブル新聞の活動内容をご覧下さい。
好きな野球を通して諦めない気持ち、そして挑戦を讃える気持ちなどを感じてもらえるきっかけにしてほしい・・・

子どもたちの成長を感じる
今回は似島学園で毎年恒例の年中夢求プロジェクトを開催させていただきました。
似島学園は、瀬戸内海の似島にある児童養護施設です。戦後、原爆孤児を救済するために設立され、海に囲まれた自然環境の中で、約110人の子どもたちが全寮制の環境で生活しています。施設内には小中学校が併設され、子どもたちの自立を支援する教育が提供されています。
毎年、学園の子ども達は元広島カープの森跳二さんが来てくれることを心待ちしてくれています。野球好きの子ども達も多く、22名の子ども達と約1時間という短い時間を楽しみまた。
当日は生憎の雨模様でグランドが使えなかったために体育館で軟らかいボールと軟らかいバットで、まずはノックを行いました。捕れるか捕れないかのギリギリの所にノックをします。
子ども達の中には最初から諦めてしまう子どももいます。そんな時に「捕れるか捕れないかが大事なんじゃないんだよ。捕ろうとする気持ちとそのためにボールを追うっていう行動が大切なんだよ」と伝えます。するとその子は少しだけ動きます。「どうせ動くのであればボールを捕れた方が楽しいよね。中途半端に動いても楽しくない。どうせなら本気で追いかけてみない?」と声をかけます。そして捕れた時に一緒に本気で喜んであげると、その子は笑顔になります。さらに「せっかくだから、みんなで喜ぼうよ!」というと周りの子達が拍手喝采を送ります。
照れ臭そうにしながらもとても嬉しそうな顔を見せてくれるのです。施設の子達はともすると、小さな頃から諦めを覚えてしまう子もいるようです。小さなことかもしれませんが、好きな野球を通して諦めない気持ち、そして挑戦を讃える気持ちなどを感じてもらえるきっかけにしてもらえると婚しく感じます。その後は森さんが投げて一人ずつバッティングを行いました。その子に応じたスピードのボールを投げていきます。
やはりプロ野球の選手のボールを打てて子ども達は生き生きとしています。打てて大喜びする子、打てなくて悔しそうにしている子・・こちらとしてどちらにせよ、何かをすることで本気で感情が大きく揺さぶられる経験をしてもらいたいと考えています。醒めた気持ちで「だからどうしたっていうの・••」というのは寂しいと感じます。感情が動くから人は次なる行動を起こすはずです。打てて喜んだ子は来年にはもっと遠くに飛ばせるようになるために、打てなくて悔しがった子は来年にはバットに当てれるようになるために練習をしてくれることでしょう。
年中夢求プロジェクトは、子ども達が未来を作るきっかけにしてもらいたいと願うプロジエクトです。醒めた気持ちで「どうせ自分なんて」「どうせ何をやったって」では自分の夢を実現することはできません。
ほんの小さな経験かもしれませんが、できないことが自分の気持ち一つで少しでもできるようになった、自分が作っていた壁をほんの少しでも崩して挑戦する気持ちを育むお手伝いをする。そんなことが少しでもできればと願いながら活動を行っています。
text:柚中 修子
応援のお願い
この活動を通して子どもたちが野球を心から楽しみ一生懸命に取り組むことで、しっかり自分と向き合いながら成長していくことを応援してくださる方はぜひ、月額550円の会員に加入していただきますよう、よろしくお願いいたします。


